マツヤアートワークスがデザインを手がけた大阪府茨木市の駿台Diverse茨木教室が、ポーランドの権威ある国際デザイン賞「ADC AWARDS 2025」でGold Winnerに輝きました

マツヤアートワークス一級建築士事務所(東京都港区 代表:松本哲哉)がデザイン・施工を手掛けた、大阪府茨木市の予備校兼学習塾「駿台Diverse(ダイバース)茨木教室」が2025年10月6日に発表されたARCHITECTUR&DESIGN CPLLECTION AWARDS 2025でGold Winnerに輝きました。
ADCAは3つの主観的要素「革新性と独創性」「デザインと美観」「機能性と空間統合」に基づき、世界的な建築デザイナーによって採点され、世界的な功績として称えられます。
そうした権威のある賞のなかでも最高評価の「金賞」をいただけたことはマツヤアートワークスにとって大変名誉で自信になる受賞となりました。
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生徒を迎える「純粋な半円のイメージ」をもつレセプションスペース
この施設のデザインのうち、最もインパクトが強いのは、生徒たちを出迎えるレセプションスペース。レセプションスペースは半円で、鏡張りの中央壁に反射して正円となります。天井は波打つようなステンレススチールで覆われ、空間を三次元へと拡張しながら、周囲の間接照明によって照らし出されています。

教室を持たない、よりリラックスした空間の進学・学習塾に

この塾では、ノートパソコンやタブレット端末を使って学ぶプログラムが提供されており、教師が黒板の前に立つような従来の教室スタイルは必要とされません。
教室の代わりの勉強スペースとして窓際に沿って長いカウンターが設けられています。部屋の中央にも両側に座席のある長いカウンターが配置されており、その中央には植栽が配置されてスペースを分けています。このグリーンによって学生にある程度のプライバシーが確保され、よりリラックスした雰囲気を生むことで、勉強効率の最大化をねらいました。
日本ランキング1位の松本哲哉が率いる「マツヤアートワークス」
空間設計はビジネスツールである
商業建築や空間環境の設計を専門とする者として、私が創り出す空間は、最終的にはクライアントにとって収益を上げるためのビジネスツールであることを常に念頭に置いています。これを実現するには、空間自体が強力なインパクトを持つ必要があります。そのインパクトこそが、人の潜在意識への扉を瞬時に開く「鍵」となるのです。そして、その鍵は単に扉を開くだけでなく、正しいメッセージを届けられるように設計されなければなりません。どのようなメッセージを伝え、どのような形の鍵を用いるべきか。私たちは、それぞれのクライアントと緊密に連携しながら、これらの問いに向き合います。それが、私たちのソリューションドリブンデザインの真髄です。(松本哲哉)

