ドイツ・フランクフルトに本店を置き、毎年ミシュランガイドにも掲載される鮨店「THE SAKAI Tokyo」の集大成、東京駅八重洲口店をマツヤアートワークスが設計。
2025年8月19日に開業しました。

マツヤアートワークス一級建築士事務所(東京都港区 代表:松本哲哉)がデザインを手掛けた、鮨店「THE SAKAI Tokyo」が2025年8月19日(火)に、東京駅・八重洲口にオープンしました。「THE SAKAI」はドイツ・フランクフルトに本店があり、日本の本筋の『鮨』をドイツに持ち込み、西洋の風で磨き続けました。毎年ミシュランガイドにも掲載されるほどの実力をつけ、その集大成としてのステージを東京駅・八重洲口にオープン。その設計をマツヤアートワークスにお任せいただきました。
お寿司が小川を泳いでいるかのように魅せる、美しき付台
昔ながらのオーセンティックなお寿司屋さんは、檜の付け台に直接お寿司を提供していましたが、ここでは水の流れを模したガラス製の付台にお寿司を提供します。
その様はまるでお寿司が小川を泳いでいるかのように見え、食べる人の眼を楽しませるよう設計。
高級鮨店にふさわしい美しさ、清潔さ、そして「食事という体験」を楽しませる心配りを行いました。
世界のハブ・東京にふさわしい格調高い店構えを意識
店内はカウンター8席と個室が1部屋、世界中の人が訪れる東京駅でVIPたちを迎えるに相応しい、格調高い店構えを意識し設計。お客様の用途に合わせてご利用いただけるよう配慮しています。
イタリアDAC日本ランキング1位の
松本哲哉が率いる「マツヤアートワークス」
空間設計はビジネスツールである
商業建築や空間環境の設計を専門とする者として、私が創り出す空間は、最終的にはクライアントにとってのビジネスツールであることを常に念頭に置いています。これを実現するには、空間自体が強力なインパクトを持つ必要があります。そのインパクトこそが、人の潜在意識への扉を瞬時に開く「鍵」となるのです。そして、その鍵は単に扉を開くだけでなく、正しいメッセージを届けられるように設計されなければなりません。どのようなメッセージを伝え、どのような形の鍵を用いるべきか。私たちは、それぞれのクライアントと緊密に連携しながら、これらの問いに向き合います。それが、私たちのソリューションドリブンデザインの真髄です。(松本哲哉)